バスケ女子のシャンソン化粧品、76歳・中川文一氏のヘッド復帰発表「今は非常にやる気…優勝を狙っていきます」
バスケットボール女子・Wリーグに所属するシャンソン化粧品は16日、中川文一氏がヘッドコーチ(HC)に就任すると発表した。76歳で日本代表HCを2度務めた同氏は、シャンソン監督として前身の日本リーグ時代から10連覇を達成するなど14回優勝、同リーグで108連勝など、黄金期を築いた。今回は古巣に21年ぶりに戻る。以下は同チームがホームページに掲載した中川新ヘッドのコメント。 「今回シャンソンVマジックのヘッドコーチというお話をいただき、とてもありがたく感じているのと同時に、今は非常にやる気になっています。以前在籍していた時から会社には大変お世話にはなりましたが、今回も会社やチームスタッフからいろいろな面で支えていただけることが就任の決め手になったと感じています。以前には無かった新体育館が出来ていたりと大きくチームの環境が変わっていて驚きました。それでもピンクをチームカラーとするシャンソンの伝統は何も変わっていないことがわかり安心しました。最近はバスケのスタイルや戦術も昔と大きく変わってきていることは実感しています。そんな変化の激しい中でも、以前と同じように「走る」「守る」には特に重きを置いて自分たちのバスケを追い求めていきたいですし、挑戦していきたいと思っています。チームワークの強化という面ではファミリー(家族)のように皆でチームを作っていくことが大事だと思っています。ベテランや若手を区別せず、実力のある選手はどんどん使っていきたいと考えています。シャンソンVマジックというチームは才能豊かな選手に恵まれていると思いますので、目標はやはりリーグ1位通過、そして優勝を狙っていきます。」
報知新聞社