ブライトン・三笘（ロイター）

　◇プレミアリーグ第9節　ブライトン1―0ニューカッスル（2024年10月19日　ニューカッスル） 　ブライトンの日本代表MF三笘薫（27）が19日、敵地ニューカッスル戦で今季初のベンチスタート。1―0とリードした後半15分から途中出場し、惜しいシュートを放つも今季2点目はお預け。チームは1―0で勝利し2連勝を飾った。 　前節、リーグ戦5試合ぶりの白星を手にした6位ブライトンは勝ち点12で並ぶ7位ニューカッスルと注目の上位対決。代表ウィーク明けとなる三笘は開幕8戦目にして初のベンチスタートとなった。 　試合は前半から防戦一方の苦しい展開が続いていたが、守護神GKフェルブルッヘンが相手FWイサクとの1対1でスーパーセーブを披露。至近距離からのシュートを足で防ぎチームのピンチを救うと、前半35分に待望の先制ゴール。自陣でのフリーキックでDFダンクが前線へ正確なロングボール。これを受けたFWウェルベックがFWリュテールとのワンツーから右足で冷静にゴールネットを揺らし、2戦連発となる今季5点目を決めた。 　1点リードで迎えた後半15分には“温存”していたMF三笘を投入。今季初の途中出場となった三笘は攻守に奮闘し、代表戦での疲れを感じさせず。同39分には相手のトラップを狙って華麗にボール奪取。そのままゴール前に進入しシュートを放ったが、惜しくも相手GKに防がれゴールとはならず。開幕戦以来となる今季2点目を逃し、両手で頭を抱える場面があった。 　さらに同アディショナルタイムにもチャンス到来。エリア内でMFエンシソが頭で繋げたボールを右足ダイレクトボレー。しかし、ボールはわずかに枠の右へと外れてしまった。 　チームはエースFWのウェルベックが担架で運ばれ負傷交代となるアクシデントに襲われるも、1点を守り切って2連勝。4勝3分け1敗の勝ち点15に伸ばした。