「粗品の教育者」中田カウスが若手へ金言連発 上方漫才協会会長が「本当の芸人」語る
上方漫才協会会長の中田カウスが1日、大阪市内で「よしもと漫才劇場10周年&森ノ宮よしもと漫才劇場4周年記者会見」に出席した。 【写真】突然の大御所登場に驚きを隠せない人気若手芸人 目を見開き点になっているやん(笑) 一般公開もされた会見の中盤に登場したカウスは「私が粗品の教育者、中田カウスです。言うこと聞きよれへん」と、笑いを取ると、上方漫才協会発足と同日にオープンした劇場の節目に「この10年の間に子だくさんになりました。この劇場から巣立っていったのはうれしいですね」と、感慨深げに語った。 ダブルヒガシ、天才ピアニスト、コットンら若手芸人の前で、「漫才は新しい、いつも時代を切り取って見せるということですから、新しいことにどんどん挑戦すれば消えることはないと思います」と、生き残るすべを伝授。さらに「芸人はいき詰まるとすぐに私生活を見せたり、生い立ちを見せるけど、秘すれば花、わからないところがある子は飽きられない、ということを覚えておいてください」や「悔しい思いをたくさんしながら、諦めず、頑張れるのが本当の芸人」と、次々と金言を披露した。 「我々にとって漫才は命です」と、言い切ったカウス。「5年も続きますかと言われておりましたが、10年達成しました。20年、30年、50年と続いてほしい」と、願いを込めて語った。