一部改良アルファード/ヴェルファイア11月23日から受注再開!? だいぶがっかり!? 注目の廉価版アルファードXはHEVのみで510万円から!
■注目の廉価グレードXグレードの詳細は?
サイドリフトアップ仕様を除き、実質的な廉価グレードとなる510万円のアルファードXハイブリッドをさらに掘り下げていきたい。 Xハイブリッドは、8人乗りのファブリックシート仕様で、6対4のチルトアップシートとなる。外観上では、X専用の加飾、3眼LEDヘッドライト(レベライザーはマニュアル)、通常の点滅式ウインカー(シーケンシャルウインカーではない)、225/65R17タイヤ+シルバーメタリック塗装の17インチホイールとなる。 インテリアについては9.8インチのディスプレイオーディオ+8スピーカーを標準装備。ちなみに1つ上のGグレードには14インチアップに変更。 Xグレードにはシートメモリー機能やパワーバックドア、水滴感知ワイパーが設定されず、ヘッドアップディスプレイやムーンルーフのオプション設定もない。 またトヨタチームメイトのアドバンスドライブやアドバンスドパーク、パーキングサポートブレーキ、レーンキープサポートなどの先進安全装備が装着されないものの、トヨタセーフティセンスは標準装備としている。 Xグレードのボディカラーはプラチナホワイトパールマイカ、ブラックで、プレシャスレオブロンズの設定はなし。内装色はブラックのみ、ファブリック生地は30系アルファードに装備されていたものとほぼ同じと考えていい。ちなみにモデリスタエアロは2万円アップの42万円となっている。 エグゼクティブラウンジに設定されるPHEVは6人乗りのみ。装備類については、225/55R19サイズでシルバースパッタリング塗装のホイール、ウルトラスウェードのルーフライニング、本木目のステアリングとなり、シートはプレミアムナッパレザーを装備。内装色はブラック、オプションでニュートラルベージュが選べる。 まだ価格が提示されていない4人乗り仕様のスぺーシャスラウンジは、座り心地を追求した専用リアシートのほか、7人乗り仕様に比べ、約500mm広いリアシート、スピーカーを内蔵したヘッドレスト、鞄が置けるフロアトレイや冷蔵庫も設置され、車内で執務やWeb会議も快適にできるテーブルや各部に電源を装備。 ラゲッジには専用のハンガーカバーも装備し、着替えが可能。極めつけは専用絨毯を装備し、ホテルのスイートルームのような高級感溢れる空間を演出している。予想価格は1500万円くらいになるだろう。 では実際にアルファード、ヴェルファイアは買えるのか?結論から先にいうと、一見さんは絶望的といっていい。前々回の追加枠(2024年1月頃)、前回の追加枠(2024年8月頃)に買えなかった(抽選に外れたもしくは割り当て台数から漏れた人)人を優先的に案内しているとのこと。 ある営業マンは「これまで長いお付き合いのある方を優先しています。とはいっても新規のお客様も獲得していかなくてはいけないと思っていますのでジレンマに感じています」と苦虫を噛みつぶしたような返答も。 1ディーラーでは割り当て台数が少なく5台~8台。これは2025年4月分までなのでそれ以降だったら可能性あり、という正直に話してくれる良心的な営業マンもいた。 いずれにしてもほんとに欲しい人(転売ヤーを除く)は、最寄りのディーラー営業マンと人間関係を作っておいたほうが人気車購入の早道ではないだろうか。