今年も登場、恒例の異人館「世相サンタ」 題材に選ばれた人たちは… 神戸・北野
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今年の話題や流行を題材にした恒例の「世相サンタクロース」が20日、神戸・北野の異人館「うろこの家」に登場した。米大リーグで史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成したドジャースの大谷翔平選手がヒット時に見せる「キケポーズ」のサンタクロースなどが飾られ、観光客らを出迎えている。12月25日まで。 【写真】神戸・旧北野小に食テーマの複合施設 銀座のチョコ専門店が関西初出店 サンタの飾りは2004年に始まり、09年からは世相を表現するようになった。今では異人館の冬の風物詩として定着している。 大谷選手をモチーフにした体長約3メートルのサンタの頭上には、愛犬「デコピン」とユニホームを着た大谷選手の姿も。周囲にはパリ五輪で活躍したメダリストやNHK大河ドラマの主人公・紫式部などが並び、石破茂首相やトランプ次期米大統領とみられる人形もキケポーズをしている。 企画・広報担当の﨑原朝香さん(61)は「今年もいろいろな出来事があったが、たくさんのアスリートの活躍が常に勇気と希望を与えてくれた」と話した。 東京都武蔵野市から観光で訪れた女性(78)は大谷選手と同じ岩手県奥州市の出身といい「大活躍を楽しませてもらったので、サンタとしても見ることができてうれしい」と喜んでいた。 異人館うろこグループTEL0120・888581 (大高 碧)