【国仲涼子さん】「出産で18キロ増。もうドラマには出られないと落ち込んだことも」|VERY
同業の夫とはスケジュールを事前共有しています
──今回、出産後としては初めての連続ドラマへのレギュラー出演となったわけですが、家事や育児と仕事との両立はどうされているのでしょう? 私だけの力で両立するのは、やはり難しいです。家族と分担したり、ときにはシッターさんにお願いしたりして、今は手探りながらもなんとかこなしている毎日です。目まぐるしい日々になりましたが、好きな仕事がようやくできるという気持ちが大きく、クタクタになって帰った夜に子どもたちの宿題の丸付けをしながら寝落ちしそうになっても、今のところそれがストレスにはあまり感じないんです。 夫は同業ということもあり、家事・育児分担は、お互いのスケジュールを事前にカレンダーに書き出して共有して「この日の子どもたちの送り迎えはどうしよう」などと、話し合って決めるようにしています。我が家は「家の中のことは、できる人ができることをやる」というルール。下の子も少しずつお手伝いできるようになったこともあり、夫婦だけでなく家族みんなで協力しています。
──今回のドラマで仕事に本格復帰後、お子さんたちの反応はどうですか? 「ママは今日もお仕事なの?」と言われる日もあります。子どもたちと過ごす時間は以前よりも減ってしまったかもしれませんが、私は子どもたちと四六時中、常に一緒にいることが、我が家にとってのベストではないようにも思っているんです。 これまでは、子どもの日々の持ち物をすべてチェックし、なんでも先回りしてやってあげてしまうことが多かった気がします。でも、下の子も小学校に上がった今、そうやってサポートしすぎるのもよくないな、とも思っていて。「お母さんがお仕事で家にいない日もある」というのは、子どもにとって大きな変化かもしれないけれど、これを機に徐々に自分でできることも増えてくれたらいいなと思っています。 私自身も、ロケなどで久しぶりに一人になる時間ができたことで、育児をしている自分と、外で働く自分との切り替えができているような気がします。今はドラマの撮影現場の休憩中に、コーヒーを飲める時間すらありがたいです。子どもたちと一緒だと「ねえねえ、お母さん。トラとライオン、どっちが強いと思う?」なんて突然聞かれて、静かにコーヒーを飲む時間などなかったですからね(笑)。