西島秀俊「最新主演作」の詳細判明! 台湾有名女優と共演、マンハッタンの歴史的建物で豪華ロケ
日刊ゲンダイの取材で明らかになった米ニューヨーク(NY)滞在中の俳優・西島秀俊(53)が主演を務める最新映画「Before anything else(仮)」。撮影は順調に進んでおり、予定通り年内いっぱいで当地での撮影を終えるという。11月に渡米した西島も新年は一般人の妻と2人の男児が待つ日本で迎えられそうだ。 【写真】ジーンズ姿で自転車にまたがる香川照之 そして、同新作の詳細がさらに分かってきた。監督、脚本は新進気鋭の真理子哲也氏(43)が務めるが、製作はNYのブルックリンにあるRollin Studios INC.が手掛ける。真理子監督自ら手掛けるストーリーは、息子の失踪後、関係を維持しようとしている若い夫婦の過去の秘密が明らかになり、子どもの誘拐犯が驚くべき殺人事件に巻き込まれていくミステリー。西島は日本人建築家を演じ、台湾のトップ女優グイ・ルンメイ(40)なども出演する。低予算ながら12月には100人~200人規模の現地エキストラを集めたロケも度々行われ、マンハッタンのイーストビレッジでは、1860年にエイブラハム・リンカーンが奴隷制度の廃止に関する演説を行ったことで有名な歴史的建造物内にあるクーパーユニオンのグレートホールを貸し切って大規模ロケを行った。この歴史的なホールに西島が登壇し、名建築家として現地の学生や教授たちへ講義をする全編英語のシーンで、クライマックスの異論を唱える男子学生とのやり取りが迫真の演技だったという。 今年5月の独立後に西島が開設した自身のインスタグラムでは、既に11月からニューヨーク滞在中の束の間にスイーツやアートを楽しむ様子を投稿してきており、日本の女性ファンの間では、《アメリカンサイズでお腹いっぱいになれそうですね。幸せそうな西島さんみれて幸せです》《海外のpuddingって不安になります。マンゴープリン美味しそうですね》《違う雰囲気で素敵です!!》《何をしてても絵になりますねー》などと沸いていた。 ■共演した中山美穂への追悼コメントからもうかがえる多忙ぶり 最近では、「サヨナライツカ」(2010年)で夫婦を演じた中山美穂さん(日本時間6日に死去)への追悼コメントを5日過ぎてポストしたことに現地での多忙さと時差を感じさせたばかりだが、17日には再び余暇の様子をポスト。ブロードウェー舞台を観劇したようで、投稿した「PLAY BILL」の写真からフランク・シナトラ(故人)の元妻で、ウディ・アレン(89)の元パートナーとしても知られる女優ミア・ファロー(79)と、パティ・ルポーン(75)ダブル主演のミュージカル「THE ROOM MATE」を鑑賞したことが分かる。同作は、往年の映画スターが久しぶりのステージに立ち注目を集めただけでなく、ニューヨーク・タイムズ紙も「パティ・ルポーンとミア・ファローが『ルームメイト』で完勝」と報じたほど現地では好評を得ている。余暇にスイーツを楽しむ姿に「素敵」「カワイイ」のコメントを浴びながらも、50歳過ぎてもなお俳優としての研鑽(けんさん)を積んでいるようだ。慣れない土地での撮影も残りわずか、独立後2年目の飛躍に向け、十分な準備体制が整いつつある。 ◇ ◇ ◇ 西島秀俊の撮影時の様子をもっと詳しく知りたい人は【独自】西島秀俊“NYロケ”迫真リポート エミー賞18冠“世界の真田広之”に迫れるか?…も要チェック。