オミクロンショックは「単なる調整」か「終わりの始まり」か
オミクロン株の出現は、再開に向けて動き始めていた世界経済に冷や水を浴びせた(写真:ブルームバーグ)
11月26日金曜日、世界の市場にオミクロンショックが走った。その後も、世界中で株価は大きく値を下げる展開となっている。ワクチンをすり抜ける可能性が取り沙汰される感染力の強い変異型コロナウイルスの発見はたしかに大きなニュースである。 一方で、重症化や致死のリスクは低いとか、対応ワクチンの開発にそれほど時間はかからないという話もあり、これまでもデルタ株など強力な変異株にも耐えてきた市場がなぜこれほどまでに大きく反応したのか、疑問も残る。
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田渕 直也