平均年齢21.5歳 過去に川島永嗣と鈴木唯人が所属したストラスブールが若手中心のスカッドになった理由
サポーターから反発を受けながらも今季はまずまずのスタートを切った
24-25シーズンのリーグ1では7試合を終えて2勝4分1敗で勝ち点10を稼いでいるストラスブール。過去に川島永嗣と鈴木唯人が所属したクラブは現在7位につけており、第8節でパリ・サンジェルマンと対戦する。 【動画】ロベルト・デ・ゼルビ率いるマルセイユを打ち破ったリーグ1第6節のハイライト そんなストラスブールの特徴はチームの平均年齢の低さだ。『The Athletic』によると、今季試合に出場した選手の平均年齢は21.5歳で、ヨーロッパで最も若いチームとなっているようだ。次に若いのはチェルシーの23.4歳。 10月7日に行われたホームでのランス戦のスカッドを見てみると、20代前半の選手が並んでおり、最年少はチェルシーからレンタルで加わっている20歳のMFアンドレイ・サントス。最年長は24歳のジョルジェ・ペトロヴィッチの24歳で、彼もチェルシーからのローンプレイヤーだ。指揮官のリアム・ロシニアーも40歳と監督としては若い部類といえるだろう。 若手だらけなのには理由があり、それはチェルシーのオーナーであるトッド・ベーリー氏を中心とする『BlueCo』にストラスブールが買収され、方針が変わったからだ。 新方針はチェルシーと同じで若手をチームの中心に据えること。ここ数年でストラスブールは中堅、ベテランの放出が相次いでおり、獲得は若手が中心となっている。 ストラスブールのサポーターグループである『Ultra Boys 90』はこの方針に反対の姿勢を示しているが、今夏の市場を見る限り『BlueCo』の考えが変わることはないといえる。
構成/ザ・ワールド編集部