皇族確保、養子縁組は有効 自民、早期に見解策定
自民党は4日、総裁直轄の「安定的な皇位継承の確保に関する懇談会」を党本部で開いた。皇族確保策として、養子縁組による旧皇族男系男子の皇族復帰案を議論した。木原誠二事務局長は記者団に「方策として有効だとの理解があった。遠からず議論をまとめたい」と述べ、党見解の策定を急ぐ考えを示した。 前回会合では、女性皇族が婚姻後も皇族の身分を保持する案について話し合い、反対意見は出なかった。木原氏は政府有識者会議の報告書で示されたこれら主要2案に関し「優先的に進めるとの理解が示された」と説明した。次回会合では、改めて全体像を協議する。