【バレー】女子日本代表カナダ戦勝利で五輪切符獲得が決定的 JVAが発表
日本バレーボール協会(JVA)は13日、パリ五輪出場権をかけた最後の大一番「買取大吉 バレーボールネーションズリーグ2024福岡大会」に出場中の女子日本代表が、この日のカナダ戦に勝利した場合、五輪出場が決定的となることを発表した。 【重要】最新の女子世界ランキング パリ五輪出場枠は開催国フランスを含む12で、7枠が決定済み。残り5枠はネーションズリーグ(VNL)予選R終了時(6月17日)の世界ランキングで決まる。日本は(1)アジア&オセアニア最上位、または(2)出場権未獲得国の中でアフリカ勢トップを除いた上位3カ国に入ることが条件。現在アジア最上位の6位につけており、このまま1番手を維持すれば、(1)で出場権を手にできる。 指標となる世界ランキングは、試合ごとに付与されるポイント(P、勝利=プラス、敗戦=マイナス)で決定。ランキング上位が下位に順当に勝った場合のPは少ないが、下位が上位に勝つと大きい。逆に、上位が下位に敗れるとマイナス幅は大きくなる。 この日のカナダ戦に勝利した場合は(1)のアジア最上位ではなく、(2)での出場権獲得が決定的になる。日本のライバルは、4位イタリア、9位オランダ、10位カナダの3カ国。12日の韓国戦の勝利により、出場権のボーダーラインとなるカナダとの点差は現在約48Pとなった。13日のカナダとの直接対決で勝利すると、セットカウント3-0=+4・67P、3-1=+2・17P、3-2=+0・01Pがそれぞれ加算され、このあとのセルビア(15日)、米国(16日)戦で敗れ、カナダやオランダが連勝した場合も、日本はポイントで上回られず、五輪出場圏内に入ることが確定的となった。