照屋年之6年ぶり監督作『かなさんどー』2025年2月21日公開決定 松田るかが唄う予告編も
ガレッジセールのゴリこと照屋年之が6年ぶりに監督を務めた映画『かなさんどー』が2025年1月31日より沖縄で先行公開、2025年2月21日より全国公開されることが決定。あわせて予告編とポスタービジュアルが公開された。 【写真】『かなさんどー』場面写真 本作は、監督作『洗骨』がモスクワ国際映画祭など各国の映画祭に出品され、日本映画監督協会新人賞を受賞した照屋が独自の死生観と笑いを交えて描くヒューマンドラマ。「かなさんどー」とは、沖縄の方言で“愛おしい”という言葉で、照屋監督のオリジナルストーリーを長編映画化した。 主人公・美花を演じるのは、沖縄出身でNHK大河ドラマ『光る君へ』などに出演している松田るか。美花の母・町子役でNHK連続テレビ小説『エール』などの堀内敬子、父・悟役で『SHOGUN 将軍』などの浅野忠信が出演する。 公開された予告編は、美花(松田るか)が7年ぶりに故郷・沖縄県伊江島に帰るシーンからはじまる。母・町子(堀内敬子)はすでに亡くなっており、父の悟(浅野忠信)は認知症で余命が危ぶまれている。母が亡くなる間際に助けを求めてかけた電話を取らなかった父親を許せず、それ以後は父に対して固く心を閉ざしてしまった美花。だが、ある時、母が遺した日記を見つけ、父と母だけが知る“愛おしい秘密”を知ることに。ミステリアスな冒頭から一転し、「お父さんの前では綺麗でいたいさ」と凜とした表情で語る母・町子の姿や、毎日を楽しく過ごし仲の良い家族だった頃の美しくも懐かしい思い出の数々に、松田が自ら歌う楽曲「かなさんどー」の歌声が優しく響いていく。 あわせて公開されたポスタービジュアルには、ウェディングドレスをまとった美花と、父・悟に抱き上げられたウェディングドレス姿の母・町子が、どこか面影を重ねるようにレイアウトされている。 さらに、若い頃の町子と悟や母が遺した日記を見つける美花などの姿を捉えた場面写真も公開された。 なお、本作のムビチケ前売券は11月1日より発売される。
リアルサウンド編集部