【カペラS・人気薄好走の理由】伏兵クロジシジョー2着で波乱演出 岡田稲男調教師「堅実に走ってくれる」
[GⅢカペラステークス=2024年12月8日(日曜)3歳上、中山競馬場・ダート1200メートル] 師走名物のダート短距離重賞は、1番人気のガビーズシスターが快勝。春の落馬事故で長期休養を余儀なくされた吉田隼は復帰後初の重賞勝ちとなり、森一誠調教師は3月の開業から初の重賞挑戦でいきなり勝利を飾った。クビ差2着には浜中騎乗で7番人気の伏兵クロジシジョー(牡5・岡田)が食い込んで中波乱を演出。同馬は今年の東京スプリント、クラスターC(ともにJpnⅢ)に続いて3度目の重賞2着となった。 五分のスタートから中団のもまれない位置を追走。4コーナー手前で勢いをつけて外から押し上げると、直線では勝ち馬を追う形で外から末脚を伸ばした。惜しくもクビ差届かなかったが、岡田調教師は「堅実に走ってくれるし、今日もよく頑張ってくれています」と愛馬をたたえた。
東スポ競馬編集部