「西部警察」のスーパーZを独自に再現! 日産「フェアレディZ」を大門団長に憧れてこだわりのレプリカに仕上げました
「西部警察」のZが蘇った
日産「フェアレディZ」をブラック&ゴールドツートンにオールペンした石井隆太郎さん。テレビドラマ『西部警察』の大門団長が愛用したZをテーマにカスタムして、懐かしの姿を再現した石井さんの愛車を紹介しよう。 【画像】懐かしくてカッコいい!「西部警察」大門団長のスーパーZ仕様の日産「フェアレディZ」を見る(14枚)
ドラマでド派手に活躍した姿そのまま
1983年にフルモデルチェンジを受け、それまでの伝統だったL型エンジンに別れを告げてV型エンジンを搭載して登場したのがZ31型フェアレディZだった。スタイリングは、ロングノーズ・ショートデッキスタイルという従来からの美しいスタイルのZデザインを継承しながらも、大胆なイメチェンを果たした。なかでも、ヘッドライトは角型となり、ライトを閉じた状態でも半目のようにレンズの一部が露出するパラレルライジング式リトラクタブルヘッドライトの採用がオールニューを感じさせた。 また、パワートレインもハイパフォーマンス化され、デザインだけでなく、旧世代と比較して大胆な変更が施された。とくに「300ZX」に関しては、VG30ET型のパワーユニットを搭載し、日本初の3L V6ターボとして登場。国産車初の200馬力オーバーを達成し、最高出力230馬力をマーク。当時の国産最強パワーユニット搭載のニューゼットとして、まさに華々しいデビューを飾った。 そんなZ31をベースに「マイ・フェアレディ」とばかりにブラック&ゴールドツートンにオールペンした硬派な1台が北九州在住の石井隆太郎さんの愛車だ。このカラーリングとショットガンを持つオーナーの様子からもわかるように、石井さんが意識したテーマは、衝撃的なクルマの爆発シーンの連続によって、我々をテレビの前にくぎ付けにしたドラマ『西部警察』の大門団長が愛用したZである。 実際に登場したスーパーZは2代目フェアレディZ(S130型)がベースのガルウイング仕様という特殊な改造を施していたが、石井さんは、そのカッコ良いスタイルをZ31フェアレディZで表現すべく工夫。それっぽく見えるリメイクを愛車に施した。
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