MLB=ロッテが来週中に佐々木のポスティング申請へ─報道
[7日 ロイター] - プロ野球ロッテが来週中、佐々木朗希投手(23)が米大リーグ(MLB)に移籍するためのポスティングシステム申請を行う見通しという。情報筋の話としてMLB公式サイトが7日、報じた。米ダラスでは9日にウインターミーティングが開幕する。 ロッテは11月9日、佐々木のポスティングシステムでのMLB挑戦を容認すると発表していた。ポスティングシステム申請後、米球団との45日間の交渉期間が始まる。佐々木は現行の規定ではドラフト対象外の25歳未満の外国人選手に該当し、マイナー契約しか結べない。なお、現地報道では、MLB球団との契約は来年1月15日以降になる見込みと伝えられている。 2021年にプロデビューした佐々木は、世界で最も才能のある若手投手のひとりと評価されている。100マイル(約161キロ)の速球、キレのあるスプリットとスライダーを武器に、ロッテでは通算防御率2.10をマークした。 22年4月10日のオリックス戦でプロ野球新記録の13者連続三振を奪い、史上最年少の20歳で、史上16人目の完全試合を達成。この試合での19奪三振はプロ野球最多タイ記録。