富山・氷見市長、11月に辞職へ 膵臓がん治療専念
富山県氷見市の林正之市長(67)は27日、市役所で記者会見し、膵臓がんの治療に専念するため、11月8日付で辞職すると明らかにした。能登半島地震による液状化被害からの復興方針を10月中に示すことなどを踏まえ「復旧復興に一定の区切りが付く段階で辞職したい」と述べた。 市長によると、7月に背中の痛みを感じ、医療機関を受診したところ、膵臓がんが見つかった。治療しながら公務に当たっていたが、来年4月の任期満了までの職務継続は困難だと判断した。 会見で市長は「痛恨の極みだが、今後の市政発展のためにはこれが最善だと思い決断した」と話した。