藤川球児選手の不思議な真っすぐ【立浪和義の超野球論】
遅いようで速い?
NPB通算は782試合登板60勝38敗243S163H、防御率2.08
2020年もまた、多くの選手がユニフォームを脱ぎました。その中には、私が現役時代(09年まで)にチームメートとしてともに戦ったり、対戦した選手たちもたくさんいます。 以前の回で、ドラゴンズで同僚だった吉見一起選手については書いたことがありますが、対戦相手では阪神の藤川球児選手、ヤクルトの五十嵐亮太選手ら、快速球を武器にしたリリーバーたちが第二の人生をスタートさせました。藤川選手が40歳、五十嵐選手が41歳。リリーフという過酷な世界で、ストレートを武器に40歳過ぎまで第一線にいた。天性の才能だけではなく、見えない努力の積み重ねもあったと思います。 今回は、藤川選手について少し書いてみます。藤川選手は・・・
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週刊ベースボール