【猛暑対策、これってウソ?ホント?】「カフェインを飲むと脱水が進む」は、実はよくある勘違い…!?
あるある5「猛暑のときにマスクをすると体温が上がる?」
→【ウソ】 体温は上がらないが、不快感は増大 マスクは熱中症の原因になる、といわれたりもしますが、実際はマスクをしても深部体温はほとんど変わらないというデータが出ています。 ただし、マスクが汗で濡れると呼吸抵抗が増大して息苦しくなりますし、顔の不快感が増大することはあるので、必要でなければ外すことをおすすめします。 藤井先生が7月に発売したばかりの『猛暑対策BOOK』では、この他の“あるある”についても同様に、ウソ?ホント?の形式で検証・解説されています。 知っておきたい基礎知識から、時間帯・シチュエーション別の対策まで、猛暑を乗り越えるための最新科学が詰まった本なので、ぜひチェックしてみてくださいね。
『猛暑対策BOOK ~日本のヤバい夏を最新科学の力で乗り切る!~』(著/藤井直人・税込み1,430円・小学館)
猛暑から身を守る最新科学の知恵が満載! 体温調節の専門家が「水分補給」「冷却」「暑さに慣らす」「冷やす」の観点から、熱中症対策をはじめ、猛暑によって引き起こされるカラダのさまざまな変化や危ない事例を取り上げ、夏をできるだけラクに、快適に、安全に過ごすための科学的ノウハウを公開。 屋内外をいったりきたりする働き盛り世代や、屋外でのスポーツ愛好家、加齢とともに体温を感知する機能が衰える高齢者、体温調節機能が未発達な子ども……猛暑から自分や大切な人を守るために、必携の一冊です。
藤井直人(ふじい なおと)
筑波大学 体育系 准教授。博士(学術)。専門分野は運動生理学。 1981年6月24日大阪府生まれ。筑波大学体育専門学群卒業。大学在学中は陸上競技部に所属。その経験を活かし、運動時の呼吸・循環・体温調節に関する運動生理学的研究を数多く行っている。これまでの著書に『ランナーのカラダのなか 運動生理学が教える弱点克服のヒント』(小学館)がある。
kufura編集部