【びわこボート・GⅢイースタンヤング】ヤングダービー出場へ、香川颯太が第一関門突破へ2走10点稼ぐ!
びわこボートの「GⅢ第11回イースタンヤング」は19日がシリーズ4日目で、予選最終日を迎える。 調整に自信ありの地元水面で、臨戦態勢は整った。まず第一関門を突破すべく、香川颯太(24、滋賀)がポイントアップへ全力を尽くす。 「もう少し落として回ったら1着だったかもしれませんね。ただ、チルト1度らしい、いい足だったと思いますよ」 4カド発進の3日目10Rはスリット後に加速してまくり攻勢も、5コースの豊田に差しを許して2着惜敗。それでも2日目後半の5着以外はオール3連対で、3日目を終えて得点率9位タイにつけている。 昨年7月の当地戦ではチルトを2度に跳ね上げた3カド攻勢でデビュー初優出V。それ以降も伸び型のセッティングに磨きをかけ、地元では常に快速仕上げを誇る。「走り慣れているぶん、他の場よりも回転域の調整が分かっている。地元の利はデカいと思います」と話す通り、今回も気配は好レベル。「バランス型から伸び型までいろいろ調整を試したけど、本体がいいから、いずれにしてもいい足」と好素性23号機の底力に全幅の信頼を置く。 「ヤングダービーに出るには優勝するしかない。もちろん意識はしているし、スタートも行きます!!」 まずは予選突破へ5、12Rの2走で10点がノルマ。鋭発攻勢で、デビュー2回目のV&PGⅠヤングダービー(桐生、10月22~27日)初出場への道を切り開く。(倉橋智宏)