1日50万人の渋谷交差点に直結、約4500㎡の新生「SHIBUYA TSUTAYA」、リニューアルの軸は20代&アニメ&インバウンド
6階は人気アニメやゲームのキャラクターホルダーとコラボレーションした「IP書店」に。同売り場の担当者は、「これまでのアニメコンテンツのポップアップは間にメーカーや代理店が入って、”本当にファンが欲しいもの”という視点が足りなかった。”毎日がコミケ”をテーマに、IPホルダーやクリエイターと一緒に売り場を作り上げられた」と自信を見せる。
7階はアニメやマンガ、アーティストなどのIPコンテンツとコラボレーションしたコラボレーションカフェで、ゆったりとしたソファーやテーブルを並べ、お酒などとともにオリジナルのフードやデザートの提供を予定している。
今回のプロジェクトを管掌したCCCの鎌田崇裕(たかひろ)渋谷プロジェクト エグゼクティブプロデューサーは「売上高は非公表だが、内訳はプロモーションが4割、物販が3割、カフェやシェアラウンジ、飲食が3割という想定。物販だけにとどまらない次世代のリテールを追求する」と意気込む。渋谷ツタヤは建物をまるごとCCCが長期で定借しており、契約期間はあと20~30年ほどと見られている。