温泉ソムリエが教える、40代・50代向け「温泉の選び方」テクとは?
3.温泉地の雰囲気とアレ
ミホ もう一度行きたい!と思う温泉は、宿や温泉地の雰囲気がいいのよね。私は何度も言うけど、昭和の風情が漂う鄙びた秘湯がイチ押し。野生動物が出てくるような山奥の秘湯宿もいいし、昔ながらの風情ある街並みを散策できるような温泉地も好きだわ~。 ミワ 私は近くに夕涼みできるような緑の散歩道があるところが好き。温泉浴と一緒に森林浴をすれば、命の洗濯をしたレベルですっきり! ミホ この前、一緒に行った長野県の「鹿教湯(かけゆ)温泉」も、散歩してたら田んぼからカエルの合唱が聞こえてきてよかったわよね。温泉につかりながら川とか海とか山とかを眺められる宿なら最高。 ミワ そして、ミホさんには大事なアレも必須条件でしょ(笑)。 ミホ そうそう、お酒!東京には出回らない地元のお酒が飲める場合も多いし、温泉のあとのお酒は至福の一杯。最近は、日本酒の飲み比べができる宿も増えてきてうれしい♡ おいしいお酒がないといい原稿が書けないの(笑)。ミワさんのアレは?
ミワ もちろん猫ですよ。 ミホ 温泉に猫(笑)。 ミワ 温泉街って不思議と猫が多くて。温泉の地熱で道路や地面が温かいからって聞いたんだけど、町全体が天然こたつなら温泉は猫にとって天国でしょ。湯けむりに蒸された猫を発見すると癒されるの~。 ミホ 熱いコメントありがとう(笑)。あ~、温泉に行きたくなってきたわ。でも今は忙しいから日帰りくらいしか時間がとれない(涙)。 ミワ じゃあ、湯河原に大人のための日帰り温泉があったよね。次はあそこに行きましょう! 取材・文/山本美和