ジェームズ・アール・ジョーンズが死去、ダース・ベイダーの声を担当
アメリカの俳優・声優、ジェームズ・アール・ジョーンズが9月9日に死去したとIndieWireなどが報じた。93歳だった。 ジョーンズは1931年1月17日にミシシッピ州で誕生。彼が生まれて間もなく父のロバートは家族のもとを去り、のちに著名な黒人俳優となって、舞台や映画で幅広い役柄を演じた。幼い頃から祖父母と暮らしたジョーンズは重度の吃音に悩まされたが、やがて克服。ミシガン大学で演劇を専攻し、その後ニューヨークに渡って舞台に出演するようになる。 1964年にはスタンリー・キューブリックの監督作「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」で映画デビューを果たし、「ボクサー(1970年)」で第43回アカデミー賞主演男優賞にノミネート。そして1977年のジョージ・ルーカス監督作「スター・ウォーズ」でダース・ベイダーに声を当て、2022年のテレビシリーズ「オビ=ワン・ケノービ」まで同役を演じた。そのほかの出演作に「星の王子ニューヨークへ行く」「フィールド・オブ・ドリームス」「レッド・オクトーバーを追え!」「ライオン・キング(1994年)」などがある。第84回アカデミー賞でアカデミー名誉賞を受賞。エミー賞、グラミー賞、アカデミー賞、トニー賞をすべて受賞した“EGOT”である。 (情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ) (写真提供:Ron Sachs - CNP / Sipa USA / Newscom / ゼータ イメージ)