国枝厩舎の2億5000万円馬 期待に応えるデビューVなるか
セレクトセールで高値となったエピファネイア産駒のダノンアンチュラス(牡2、美浦・国枝栄厩舎)が、土曜東京5Rの2歳新馬(芝2000m)でデビュー勝ちを狙う。 【写真】今季GII・2勝の半兄 シュトルーヴェの軌跡 ダノンアンチュラスは父エピファネイア、母アンチュラス、母の父ディープインパクトの血統。母は11年のファンタジーSの2着馬。半兄のシュトルーヴェは今年の日経賞と目黒記念、同じくアンティシペイトは22年の福島民報杯を制している。また、伯母のワンダーレディアンエルは06年の米G1・CCAオークスの勝ち馬だ。昨年のセレクトセール1歳では2億5000万円(税抜)の高値で取引された。 国枝厩舎は使いながら仕上げるスタイルだが、水準以上の攻め時計は出ている。素質の違いであっさりデビュー勝ちのシーンを期待したい。