【広島県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選 平和を祈る1万個の温かな灯籠が広島の街を彩る
◆三次の鵜飼
「三次の鵜飼」は、広島県を代表する夏の風物詩。潜水して魚を捕まえる鵜の習性を利用した伝統漁法で、「広島県無形民俗文化財」に認定。「古事記」や「万葉集」にも登場する歴史ある漁法だ。 鵜匠は伝統に倣い、烏帽子に腰蓑装束を纏い、木造の「ささ舟」に乗って漁を行う。7メートルもの手縄をさばき、8羽の鵜を操る様は匠の技。遊覧船はささ舟と並走するため、食事をしながら鵜匠の姿や鵜の泳ぎを間近から眺められる。 約450年の歴史と伝統を誇る優雅な歴史絵巻を、ぜひご覧いただきたい。 開催期間:2024年6月1日(土)~9月10日(火)の金曜から月曜。最終日のみ火曜運航 乗合乗船料金:大人4,000円(中学生以上)、小学生2,000円 食事:鵜飼御膳・お茶付き1人前3,500円、幕の内・お茶付き1人前2,200円 三次の鵜飼(みよしのうかい) 所在地 広島県三次市 十日市親水公園内鵜飼乗船場
◆縮景園
「縮景園」は、広島市中心部にある自然豊かな大名庭園。築庭から400年余りの歴史ある庭園で、「国の名勝」「日本の歴史公園100選」に選ばれている。 街中にいるとは思えないほど豊かな自然であふれ、夏には鮮やかな新緑に染まり、スイレン、ムクゲ、フヨウがかわいらしい花を咲かせる。 園内に配置された優美な太鼓橋「跨虹橋」や、園内の全景を見渡せる「迎暉峯」、静寂な空気が流れる「超然居」などを巡りながら、この夏景色を満喫しよう。 縮景園(しゅっけいえん) 所在地 広島県広島市中区上幟町2-11
◆あしだ川花火大会
「あしだ川花火大会」は、福山夏まつりの最終日にフィナーレとして開催される花火大会。芦田川大橋上流で開催され、川の両岸にある観覧席から盛大な花火を楽しめる。 打ち上げ本数は約1万6000発。すべてのプログラムが音楽花火で構成されており、音楽に合わせて次々と打ち上がる迫力満点の花火に、会場から歓声が上がる。 また、西日本最長級である長さ約1.4キロメートルの水上スターマインが一番の見どころだ。 開催日時:8月15日(木)19時30分~20時45分(予定) 延期日:8月17日(土)19時30分~20時45分(予定) ※座席予約も可能 あしだ川花火大会(あしだがわはなびたいかい) 所在地 広島県福山市水呑町 芦田川大橋上流