アウター然とした見た目と適度な保温力は必要。でも肉厚すぎては着方が限られるので、ボリューム感はほどほどに。
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ロングシーズンの“ベストパートナー”となることを前提に、さまざまな色・素材のベストを全12着厳選した。
「ナナミカ」
ポリエステル65%、コットン35%の糸を高密度に織り上げた撥水ウェザークロスベスト。中綿にプリマロフトを採用し、保温力も確か。
「ナイキ スポーツウェア」
結局こういうのが使いやすいよね、と言いたくなるシンプルで潔いデザインがポイント。深みのあるブラックも汎用性が高く、洒落ている。
「ビッグマイク」
シャリ感を残したナイロンの味わい深い表情が◎。クラシカルで質実剛健、無駄を削ぎ落としたデザインで、冬はライナーとして活躍。
「フィデリティ」
キルティングなしのソリッドなライトグレーは、どんな装いにも合う万能選手。プリマロフト&ウインドプルーフナイロンで機能面も優秀だ。
「ラコステ」
存在感のあるパイピングデザインに、どこか懐かしさを覚えるレトロなフリースベスト。メッシュライニングで通気性に優れるのもいい。
「N.ハリウッド エフアール」
FRは“FLAME RESISTANT”、難燃性ウェアの意味。キャンプでも着たくなる本格仕様を採用しながら、ファッション目線で作った硬派な一着。
「カーハート WIP」
ワークの薫りが色濃く漂う不朽の定番。カーハートを象徴するダックキャンバス地の中綿ベスト。使い込んで、経年変化を楽しみたい。
「ポーラー」
サーフ&スケートカルチャーを背景に持つアウトドアブランドより。かすかな光沢を纏うキルトベストは、裏地の植物柄に遊び心が滲む。
「ホワイトマウンテニアリング」
アクリルの軽さとウールの暖かさを融合。高機能かつ肌触りの良さも白眉で、凝った切り替えデザインにもこのブランドらしさが宿る。
「ロッキー マウンテン フェザーベッド」
目にも眩しいマスタードカラーは地味になりがちな秋冬の装いに華を添える。裾回りのジレのようなカッティングもほかにはない個性。
「エフシーイー」
タイオンとのコラボ第2弾は、“青好き”な我々には見逃せない一着。高品質な800FPのホワイトダックダウンは“薄軽”ながら確かな実力。
「ニューバランス」
都市生活者のためのシティスペックウェア“MET24”シリーズから。プリマロフトを使い、暑くなりすぎない程良い厚みに仕上げた。
作木正之助=写真 松平浩市=スタイリング 早渕智之=文
OCEANS編集部