【NJKF】対抗戦に出陣の新バンタム級王者・嵐「そのうち全部のチャンピオンを倒していく。その最初の相手はそこにいる」
2024年4月7日(日)東京・後楽園ホール『NJKF CHALLENGER 2024』の前日計量と会見が6日(土)都内会場にて行われた。 【写真】不敵な面構えと発言の嵐 ダブルメインイベントIIのNJKFvs.スックワンキントーン対抗戦54kg契約に出場する嵐(KING gym)は53.85kg、対する桂英慈(クレイン)は53.45kgでともに計量パス。ダブルメインイベントⅠのNJKFvs.KNOCK OUT対抗戦スーパーバンタム級(55.34kg)に出場する繁那(=ばんな/R.S-GYM)は55.34kg、鈴木貫太(ONE‘S GOA)は55.30kgでこちらも計量をパスして明日の試合へ万全の仕上がりを見せた。 今大会はNJKFと他団体の対抗戦が組まれ、NJKFバンタム級王者の嵐がスックワンキントーンバンタム級王者の桂を、NJKFスーパーバンタム級4位の繁那がKNOCK OUT同級の鈴木を迎え撃つ形となった。 嵐は「明日は俺が勝ちます。以上」と険しい表情で短く一言。今大会ポスターは嵐のみの掲載になったが期待とプレッシャーを聞かれると「とくにプレッシャーはない。明日は3Rでパンチで仕留める」とパンチでのKOを宣言した。 それを聞いていた桂は「相手は勢いに乗っている選手なので、パンチに気を付けたい」と警戒するコメント。さらに嵐が「めちゃくちゃうまくて、でも試合がつまらない選手」と辛辣な評価。桂が「相手は見た目が怖い。面白い試合ができるようにがんばります!」と相手の目を見ないで答えるシーンに笑いが出るも、嵐は不満そうな顔を見せた。 他団体への対抗意識を聞くと嵐は、「そのうち全部のチャンピオンを倒していくので、その最初の相手はそこにいる桂選手になる」と一人ずつ倒していくと豪語した。 当初ダブルセミファイナルとして組まれていた日泰国際戦61kg契約の龍旺(Bombo Freely/NJKFスーパーフェザー級王者)vs.コンゲンチャイ・エスジム(エスジム/S1世界スーパーフェザー級王者)は、龍旺の体調不良により、試合中止となった。 以下、その他の選手コメント。 繁那 「(意気込み)対抗戦に出ることになって、嬉しいです。勝ち切って、ベルトを狙いにいきたい。(繁那は本名?)はい。親父がジェロム・レ・バンナが好きで、つけられた名前です。明日の試合に期待してください。(相手の印象)フィジカルが強い。しっかりとした志がある選手で、めちゃくちゃいい。(KNOCK OUTの印象)強いファイターが多い印象。でも、NJKFで一番輝くのは俺しかいないと思う」 鈴木貫太 「(意気込み)対抗戦ということで圧倒的に勝って、強さを見せつけたい。(NJKFについては)強い選手が多いという印象ですね。(繁那の勢いについては)とくに関係ないですね。勝つために準備をしてきました。圧倒的に勝ちたいです。(繁那の印象は)繁那選手はサウスポーで戦績が良くて、スピードがある瞬発力がある印象です」 波賀宙也 「(意気込み)タイでもトップのトップにいる選手で、同じサウスポーとして尊敬しています。ここをしっかり超えて、いい流れにしたい。(髪色が青について)とくに何もないです。お任せで気づいたら青になっていました(笑)。(相手の印象)頭のいい戦い方をする選手。気を付けながら戦いたい。(試合順について)カードはどこでもいいので、とくに気にしていません」 リチデット・ゲッソンリット 「(意気込み)準備をしてきたので、問題ない。(相手の印象)自分はあまり何も思っていない。いい準備をして、研究してきました」 <計量結果> ▼ダブルメインイベントII NJKF vs スックワンキントーン対抗戦 54kg契約 3分3R 嵐(KING gym/NJKFバンタム級王者)→53.85kg 桂英慈(クレイン/スックワンキントーン バンタム級王者)→53.45kg ▼ダブルメインイベントⅠ NJKF vs KNOCK OUT対抗戦 スーパーバンタム級 3分3R 繁那(R.S-GYMNJKFスーパーバンタム級4位)→55.34kg 鈴木貫太(ONE‘S GOAL/KNOCK OUTスーパーバンタム級)→55.30kg ▼ダブルセミファイナルⅡ 日泰国際戦 57kg契約 3分3R 波賀宙也(立川KBA/元IBFムエタイ世界ジュニアフェザー級王者)→56.85kg リチデット・ゲッソンリット(タイ/ゲッソンリットジム/ラジャダムナンスタジアム105P王者/シップンノーンスタジアム118P122P王者)→56.60kg ▼ダブルセミファイナルⅠ 日泰国際戦 61kg契約 3分3R 龍旺(Bombo Freely/NJKFスーパーフェザー級王者) コンゲンチャイ・エスジム(エスジム/S1世界スーパーフェザー級王者) ※龍旺の体調不良により、試合中止 ▼第6試合 NJKFライト級挑戦者決定戦 3分3R 岩橋伸太郎(エスジム/NJKFライト級1位)→60.85kg HIRO YAMATO(大和ジム/NJKFライト級2位)→61.00kg ▼第5試合 NJKFフライ級挑戦者決定戦 3分3R TOMO(K-CRONY/NJKFフライ級2位)→50.70kg 西田光汰(西田キックボクシングジム/NJKFフライ級4位)→50.80kg ▼第4試合 NJKFフライ級ランキング戦 3分3R 愁斗(Bombo Freely/NJKFフライ級8位)→50.35kg 悠(VALLELY/NJKFフライ級9位)→50.80kg ▼第3試合 ミネルヴァ 60kg契約 2分3R 日立(GRABS/ミネルヴァ ライト級)→59.75kg 小倉えりか(DAIKEN THREE TREE/ミネルヴァ スーパーバンタム級8位)→59.95kg ▼第2試合 NJKFフライ級 3分3R 高橋大輝(エスジム)→50.65kg 永井雷智(VALLELY)→50.75kg ▼第1試合 NJKFフェザー級 3分3R 藤井 昴(KING gym)→56.40kg 岡部 惇(アントジム)→56.95kg
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