兵庫百条委、年内の報告書取りまとめは困難に 知事パワハラ問題
兵庫県の斎藤元彦知事がパワーハラスメントなどの疑惑を文書で告発された問題で、県議会の調査特別委員会(百条委)が25日、開かれた。委員会後に記者会見した奥谷謙一委員長は、当初年内に予定していた報告書の取りまとめが困難になったとの認識を示した。 【写真まとめ】斎藤氏の当選確実にわく街頭の支持者たち 県議会は6月、51年ぶりに百条委を設置。斎藤氏や県幹部らの証人尋問などを通じて問題の究明を進めている。当初は年内に報告書をまとめるとしていた。 奥谷氏は「知事選などがあり、年内の取りまとめが困難となった。今後委員の意見を踏まえて取りまとめ時期について検討していく」と話した。【砂押健太、大坪菜々美】