日々懸命に生きる理由は「亡き妻のため」 91歳で毎日ラジオ体操と山登り 趣味は機械工作でオーディオ機器も自作
オーディオ機器なども自作
屋外で体を動かしている分、自宅ではゆっくり休憩と思いきや…。 伊藤和美さん: これは自作のコンピューター、全部手作りです。これはデータでね、こっちでいろいろやる 実は自らプログラムしたコンピューターやオーディオアンプを作ることが趣味で、自身が手掛けた作品で音楽を聴くことが「何よりも癒しになっている」と話す。 伊藤和美さん: (Q.作るのは大変では?)大変なところがおもしろい。何でも自分で作らないと気が済まないんですよ モットーは「何かおもしろいことを」だ。
亡き妻の分まで生きる
「楽しい人生だった」とこれまでの91年間を振り返るが、一方で悲しい別れもあった。 今から10年前、半世紀以上連れ添った妻が心筋梗塞により突然他界。 伊藤和美さん: もう線香はね、3度3度あげています。「しょうがねえ旦那だ」と(妻は)思っているでしょうね。それはやっぱり寂しいですよ。女房は同じ学校を出て、何でもいろいろね、いい女房だったからね それでも、妻の仏壇の前で胸を張って日々の報告ができるよう懸命に生きることを誓ったという。 伊藤和美さん: (Q.奥様の分まで?)そう、(妻の分まで)生きなければいけないと思って。元気で長生きするしかないですよ。元気で続けられたらそれが一番です これからも1日1日を満喫することが伊藤さんの今の目標だ。 (テレビ静岡)
テレビ静岡