「7月に仙台で27.5度、史上最高の最低気温観測」など 暖冬・猛暑・海洋熱波『異常・異例』が連発 気象予報士が選ぶ【2024年天気10大ニュース】tbc気象台
仙台の月間の平均気温は、今年は1月から11月まで毎月平年より高かったものの、12月1日から19日までの平均気温は平年より0.3度ほど低くなっています。三重大学の立花義裕教授は、温暖化が進むと偏西風の蛇行により「四季」が「二季」のようになると提唱し、「長~い夏と、ちょっとだけ春と秋があって、あとは冬がしっかりあるという」ようになると話しています。 今年後半はまさにこの「二季」のような季節変化をたどったと言えそうです。 最新の1か月予報では、来年の1月前半にかけても気温が平年より低めの傾向が予想されています。地球温暖化といっても、ただ単純にずっと気温が高くなるというわけではない、という気象の奥深さを感じさせられた一年となりました。
東北放送