アリーバスタジオが新会社設立、Web3スタートアップ投資倍増へ
Web3関連企業に投資するアリーバスタジオ(Arriba Studio)は10月16日、投資機能を強化した新会社「アリーバスタジオZ」の設立を発表した。アリーバスタジオは2022年の設立以来、19のWeb3プロジェクトに投資し、その一部は日本を代表する規模のトークン上場を達成している。 新会社設立の背景には、Web3スタートアップからの支援要請増加がある。アリーバスタジオZは、従来の日本発グローバル展開支援に加え、海外プロジェクトの日本進出支援も行う。投資規模は1号会社の2倍以上となる2000万ドル(約30億円)を目指す。 アリーバスタジオZの最初の投資先は、米国のWeb3ファンド「Neoclassic Capital」だ。この投資にはWeb3ゲーム開発を行うdouble jump.tokyoも参加している。Neoclassic Capitalには、アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)の共同創業者マーク・アンドリーセン(Marc Andreessen)氏らも出資している。 なお、アリーバスタジオは、double jump.tokyo、YGG Japan、Oasys、BOBG、TON Japan、Slashなどへの投資支援実績がある。 |文:栃山直樹|画像:リリースから
CoinDesk Japan 編集部