中日・根尾昂、大島塾リバイバル!「体を完全に痛めつけて、底上げする」昨オフ不完全燃焼メニューに再挑戦
中日は6日、2年ぶりとなる秋季沖縄キャンプに参加する22選手を発表した。投手10人、野手12人が参加し、9日から20日まで南国の地で腕を磨く。根尾昂投手(24)は、昨オフに大島洋平外野手(38)が大阪・日本生命で主宰した自主トレに参加した際、不完全燃焼に終わったメニューに再挑戦すると明かした。徹底的に追い込み、実りの秋にする。 ”大島塾リバイバル”の秋にする。根尾は昨オフに大島主宰の自主トレに投手転向以降初めて参加。ウエートトレーニングなど球界屈指といわれるハードなメニューに挑むも、満足にこなすことができなかったという。今キャンプではそのときと同じメニューに再度取り組み、徹底的に自らを追い込んでいる。 先発ローテ入りを狙った今季だったが、先発は1試合のみに終わり、3試合の登板で、0勝1敗、防御率9・39と悔しいシーズンとなった。それでも井上監督は根尾を強化指定選手に挙げ、依然として首脳陣の期待は高い。根尾は「結果にはこだわってやりたい」と巻き返しを期す。 1月に大島塾で行ったトレーニングはこれまでも継続していたが、シーズン中はどうしても加減が必要になる。今の時期ならその必要はない。「今は体を完全に痛めつけて、底上げすることができる時期。しっかり追い込んで。ハードなキャンプになるのはわかっているが、けがせずに実りのあるキャンプにしたい」と意気込む。
中日スポーツ