ペレス、今シーズン中に解雇か?シューマッハが警鐘を鳴らす!レッドブルF1マルコ博士、将来は「未定」と素っ気ない回答
レッドブルのアドバイザーであるヘルムート・マルコ博士は、セルジオ・ペレス(レッドブル)のF1での将来は「未定」だと認めた。 ●【2024年F1チャンピオンシップ・ランキング表】ペレスのランキングとポイント数、フェルスタッペンとの差は開く一方だ/第20戦F1メキシコシティGP終了後 ■ペレス、悲惨なレース後も「来年も勝利を目指す」 2025年までの新契約を結んだにもかかわらず、今シーズンを通してペレスのレースシートについては疑問視され続けてきた。 34歳のペレスは、先週の日曜日に母国で開催されたグランプリで悲惨な週末を過ごしたが、シーズン終了後にF1から追い出されるのではないかという憶測を退けるのに時間を費やし、『Sky Deutschland』に語った。 「いいや、まったくないよ。来年もここにいて、勝利を目指して戦い続けるつもりだ」 ■今シーズン中の交代を予測するシューマッハ しかし、元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは、レッドブルはペレスをすぐにでも苦しみから解放すべきだと考えている 「レッドブルは今週末が終わってから決断を下すだろう。もはや、どちらにとっても意味がない。かわいそうな彼は、あまりにも大きなプレッシャーにさらされている。彼の顔にはもう喜びがない。これは本来、楽しいはずのものだ」 「しかし何よりも、金銭的な面でチームにとっては大惨事だ。来年、彼はクルマを1メートルでも運転することはないだろう。私はそう確信している。シーズンを最後まで走りきることもできないだろう」 「もし彼らがコンストラクターズ選手権でフェラーリに何かしたいのであれば、速く行動を起こさなければならないだろう。」 ■ペレスを擁護も将来は「未定」 しかしマルコは、ペレスのレースペースの悪さは「深刻な」フロアの損傷が原因だったため、非難しないと述べた。 「彼が示したものは、もはやクルマが本来あるべき水準に達していなかったため、関係のないことだ」 しかし、ペレスのレッドブルでの将来について尋ねられると、マルコは「オープン(未定)」という短い一言で答えた。