巨人・ヘルナンデスにアクシデント 守備で左手首付近を負傷 球場に担架が運ばれ球場は騒然
「中日-巨人」(11日、バンテリンドーム) 打撃好調のヘルナンデスが五回、守備でアクシデントに襲われた。 【写真】担架で運ばれるヘルナンデス 青いシートで覆われ、器具で固定された姿が痛々しい 1死から、木下拓が打ち返したライナー性の打球が、ヘルナンデスが守る中堅前に飛んだ。この打球に対してスライディングしながら捕球を試みた。この時、左手にはめたグラブが人工芝に引っかかり、手が逆方向に曲がるような形でそのまま倒れ込んだ。ヘルナンデスは左手首を右手で抑えながら苦悶(くもん)の表情を浮かべた。 慌てて選手、スタッフらが駆けつけると、スタンドも思わぬ事態に騒然。すぐにグラウンドに担架が運ばれ、青いシートで囲まれながら担架に乗せられてベンチ裏に移動した。阿部監督らも心配そうに見守る中、両軍のファンからは敵味方に関係なくエリーコールが送られた。 ヘルナンデスはそのまま交代となり、中堅には代わってオコエが入った。