年俸1億円超も1年で契約解除 0勝&防御率7.36で退団…散々だった広島助っ人
レイノルズは2試合、シャイナーは12試合…ともにシーズン途中で契約解除
広島は今季、68勝70勝5分けで4位。8月終了時点で首位だったが、9月以降に急失速した。チーム打率.238はリーグワースト。今季加入した助っ人野手2人の不振も痛かった。 【画像】体のラインがくっきり浮かび上がるチアの大胆ショット マット・レイノルズ内野手は2試合出場で4打数無安打2三振。出場は3月29、30日のDeNA戦のみで、30日に左肩を痛めて翌31日に抹消された。球団は6月28日に契約解除を通知した。メジャー通算225試合出場の助っ人は大誤算に終わった。 ジェイク・シャイナー内野手は12試合出場で、打率.133(30打数4安打)1本塁打、5打点。開幕直後に右手中指を剥離骨折。7月に復帰も左手首を痛め、離脱した。球団は9月20日に契約を解除した。レイノルズは契約金30万ドル(約4500万円)、年俸55万ドル(約8200万円)プラス出来高、シャイナーは契約金40万ドル(約6000万円)、年俸80万ドル(約1億2000万円)プラス出来高だった。 投手では、左腕のテイラー・ハーン投手が35登板で2セーブ17ホールド、防御率1.29の好成績。残留が決まっている。一方、右腕のトーマス・ハッチ投手は5登板(5先発)で0勝3敗、防御率7.36と振るわず、退団。来季は韓国プロ野球「斗山ベアーズ」でプレーする。 ロベルト・コルニエル投手も退団した。2020年9月に育成で入団し、翌2021年に支配下に。4シーズンで86試合に登板し、2勝6敗10ホールド、防御率4.04だった。 今年の外国人で好成績を残したのはハーンだけ。来季へ向け、既にジョハン・ドミンゲス投手、エレフリス・モンテロ内野手、サンドロ・ファビアン外野手の獲得を発表している。7年ぶりVを目指す2025年、助っ人はどんな働きを見せるだろうか。
Full-Count編集部