タンパク質を摂るなら「魚肉ソーセージ」と「プロテイン」どっちがいい?食生活にギョニソを取り入れるメリット
肉食になりがちな食生活にギョニソを!
健康のためにも“魚を食事に取り入れるべき”ということは分かっているものの、手間がかかるため肉食中心になりがちな方も少なくないはず。 ギョニソはそんな方の味方になる食材だと、大和田先生は言います。 「ギョニソは忙しい人たちに特にオススメです。最近は共働きの方も多いので、調理に時間をかけられない方も少なくありません。 ギョニソは手間をかけずに、魚を食生活に取り込める便利な食材です」 加工肉やソーセージなどをよく使う方は、それをギョニソに置き換えるのも良いとのこと。 「ギョニソはソーセージより低脂質、低カロリーですし、添加物も少ないです。また、硬いお肉の塊よりも消化が良いため、お年寄りにも良いでしょう。嚥下機能が低下している場合は細かく刻んだりして、のどにつまらないように食べやすい形にする注意が必要です」
ギョニソの選び方
最近ではさまざまなギョニソが店頭に並んでいますが、選ぶ時の注意点などあるのでしょうか? 「ギョニソは“DHAやEPAを強化”していることが記されたものを選ぶといいでしょう。そのような商品は、ギョニソの中ではわずかに価格が高くなりますが、それは高品質な原材料を反映した結果なので、価格以上の価値があると思っています。 ギョニソには保存料や合成着色料などの添加物が使用されているものもあります。合成着色料ではなく、植物由来の色素であるクチナシなど使用した商品を選ぶと良いでしょう」 添加物が少ないことで、妊婦さんや子どもも安心して食べられますね。
【レシピ】ギョニソでパスタ!
ソーセージの代用品として調理ができるギョニソ。お子様にも人気のナポリタン風のパスタをギョニソで作るレシピを、大和田先生がご紹介。 【材料】(1人分) 魚肉ソーセージ(「リサーラ」) 1本 バター 大さじ1/2 パスタ 70g キャベツ 2枚 トマトケチャップ 大さじ1・1/2 塩・こしょう 各少々 粉チーズ 適宜 【作り方】 (1)魚肉ソーセージは輪切りにし、キャベツは一口大に切っておきます。 (2)鍋にたっぷりの湯に大さじ1(記載外)の塩を加えて沸騰させ、パスタを茹で、残り1分になったらキャベツも加え、一緒に取り出します。 (3)フライパンにバターを溶かし、魚肉ソーセージを炒め、ケチャップを加え、(2)のパスタとキャベツも入れて混ぜ合わせます。お好みで塩、こしょうをどうぞ。 約15分で完成! キャベツをパスタと一緒に茹でられるので、短時間で完成! 「お好みで粉チーズなどの追加も良いでしょう。サラダ感覚のパスタなのでマヨネーズも合います。このようにナポリタン風にしたら、いつものギョニソの味もケチャップで美味しく変身するでしょう? 魚介類が苦手なお子様などでも美味しくいただける味わいだと思います。野菜もしっかり食べられますし。 今回はキャベツでしたが、冷蔵庫に余っている野菜や時節で手軽に利用しやすい野菜を使って炒めものでも良いと思います。ギョニソは野菜が余っているときの強い味方になってくれるでしょう」 筆者が実食したところ、甘みのあるケチャップ味にキャベツのシャキシャキ感、ゴロゴロして食べ応えのあるギョニソが加わって、飽きのこないパスタでした。プライベートで大和田先生も時々作っているそう。 ギョニソは短時間調理に向いているので、ササっと一品追加するときにもピッタリ。海産物の魚肉から作られソーセージの形をしているギョニソは、普段の食材との置き換えも簡単。 いつもの料理、いつもの食生活に取り入れることで、美味しく健康的な暮らしをサポートしてくれます。 日常にギョニソを取り入れて、健康に暮らしていきたいものですね。 ※レシピはマルハニチロのHP参照