工場の拡張など対応…岡山市が11月から産業拠点周辺で市街化調整区域の規制緩和へ【岡山】
岡山放送
地域経済の活性化や雇用創出に向けて岡山市は11月から工業団地など一部の産業拠点の周辺で工場の拡張や進出を可能にする規制緩和を実施すると発表しました。 岡山市の大森市長が10月22日の会見で明らかにしました。規制緩和の対象となるのは無秩序な開発を制限するために設けられている「市街化調整区域」内の11カ所です。 工業団地など産業拠点の周辺で工場や物流施設などを新たに整備できるほか、既にある工場が隣接した土地に拡張することも認められます。 また、市外の企業の進出も可能となっています。これまでの開発は交通の利便性が高い高速道路のインターチェンジや幹線道路の周辺にのみ認められていましたが、2024年7月の経済団体からの要望などを受け、市は規制緩和を実施することにしました。 (岡山市 大森雅夫市長) 「岡山の企業の設備投資がさらに活発になり、経済が大きく動いていくことを期待したい」 規制緩和は11月1日からの予定で市は今後、関係者への説明会を開くことにしています。
岡山放送