東京証券取引所・プライム市場の株価騰落率「トップ3」と「ワースト3」…値上がり率1位の銘柄は〈2日連続ストップ高〉も“納得”の理由【昨日の株価】
東証プライム市場に上場している個別株式について、2024年11月21日(木)の騰落率ランキングをお伝えします。 【画像】「30年間、毎月1ドルずつ」積み立て投資をすると…
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値上がりトップ3
1位:ID&Eホールディングス〈9161〉……前日比+700円(+14.96%)/終値5,380円 【売買材料】 2日連続ストップ高。前日の東証プライム市場値上がり率1位銘柄。11月19日(火)取引時間終了後、東京海上ホールディングス<8766>から完全子会社化を目的としたTOBを受けたと発表し、買いが集中していた。なお、東証は同社株の2日連続ストップ高を受けて、11月22日(金)の東京株式市場において、同社株の制限値幅(上限のみ)拡大を発表している。 2位:広済堂ホールディングス〈7868〉……終値:前日比+53円(+11.67%)/終値507円 【売買材料】 11月20日(水)取引時間終了後、自社株買いを実施すると発表し、好感された模様。 3位:JCRファーマ〈4552〉……前日比+58円(+9.09%)/終値696円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。
〈東証プライム市場〉個別銘柄の値下がりワースト3
1位:フォスター電機〈6794〉……前日比-344円(-18.91%)/終値1,475円 【売買材料】 11月20日(水)取引時間終了後、26年3月期~28年37月期の中期事業計画を発表。資本政策を見直し、株主還元強化の検討を行う姿勢を示したが、市場では資本政策が物足りないとの見方もあり、売り優勢となった模様。 2位:KADOKAWA〈9468〉……前日比-218円(-5.02%)/終値4,128円 【売買材料】 利益確定の売りか。11月19日(火)の取引時間中に、ロイター通信が「ソニーグループがカドカワの買収に向けて協議している」と報じたことを受けて、同日後場から昨日にかけて急騰していた。 3位:さくらインターネット〈3778〉……前日比-230円(-4.89%)/終値4,475円 【売買材料】 当日は特段個別の売買材料見当たらず。
THE GOLD ONLINE編集部(株式投資取材班)