大阪・松井市長「手足口病」注意呼びかけ 市は6月から警報レベル超え
大阪・松井市長「手足口病」注意呼びかけ
大阪市の松井一郎市長は18日午後、大阪市役所で定例記者会見を行い、夏に入り大阪市内では6月上旬以降、手足口病が流行しており、警報レベルを超えていることから、注意を呼びかけた。 【ノーカット映像】大阪市・松井市長が午後2時から定例会見(2019年7月18日)
「子どもさんはもちろん、周りの大人も手洗いを」
手足口病は、手のひらや足の裏、口の中などに発疹が出る感染症。松井市長は「予防には子どもさんはもちろん、周りの大人も手洗いをしてください。特にオムツを処理した後は、発病前や発病後もウイルスが排出される場合があるので注意をしてください」などと注意を呼びかけた。 また、家庭内など周りに患者がいる場合は、タオルの共用なども避けなければならない。松井市長は「特効薬がないため、一人ひとりが予防に努めていただきたい」と述べていた。
これまで、大阪市では厚労省の注意喚起を受け、今月16日に保育園などのすべての施設に通知し、市の公式サイトなどでも注意を呼びかけている。 また、各区の保健福祉センターで予防方法の相談にも応じている。
大阪市中央公会堂「コンサートとかやれれば」
このほか、会見では大阪市から18日午後、大阪市中央公会堂の指定管理者の募集が発表されたことについても、記者から質問が出た。 松井市長は、次の指定管理者に期待したいところとして「中央公会堂の活用方法のアイデアを出してほしいなと思う。歴史的建造物で寄付を頂いたので大切に使わなければならないが、コンサートとかをやれればいいなと思いますけどね」などと答えていた。