九州学生ラグビーリーグ、福岡工業大学が3年連続31度目の優勝…15―14で九州共立大学に競り勝つ
ラグビー・九州学生リーグ(17日・福岡博多の森陸上競技場)――順位決定戦の決勝が行われ、福岡工大が15―14で九州共立大に競り勝ち、3年連続31度目の優勝を飾った。 【写真】後半、福工大の中尾がトライを決める(福岡市の博多の森陸上競技場で)
九州地区代表として全国大学選手権(読売新聞社後援)への出場も決まり、30日に同競技場で行われる2回戦で環太平洋大(東海・北陸・中国・四国地区代表)と対戦する。
福岡工大が10月下旬のリーグ戦で敗れた九州共立大に雪辱し、九州王座を守った。相手FWの圧力に試合開始から押し込まれ続けたが、辛抱強く守り、前半を35分に許した1トライに抑え、3―7で折り返した。「我慢する展開になるのは分かっていた。悔しい思いをした分、ハードに練習してきた成果を出せた」と主将のWTB讃井。後半6分に逆転トライを奪うと、最後まで集中力は切れることなく1点差を守り切った。