特殊詐欺 被害防止へ 県警とJAバンク埼玉が協定/埼玉県
後を絶たない特殊詐欺の被害を防ごうと、県警は23日、JAバンク埼玉と協定を結びました。 締結式には、県警の菅谷大岳刑事部長やJAバンク埼玉県信連の黒澤潔代表理事理事長などが出席しました。 県内の特殊詐欺の被害はことしに入っても後を絶ちません。 11月末までの被害総額は、43億円余りで、去年の同じ時期と比べておよそ14億3000万円増えています。 また、SNSを通じて、有名な投資家などを名乗り、投資の名目で現金をだまし取る詐欺や、相手に恋愛感情を抱かせる「ロマンス詐欺」も増加傾向にあり、被害総額は34億円余りで、およそ21億円増えました。 協定では、▼犯罪に悪用された口座情報の共有や、▼窓口対応を強化するための研修などに取り組むことを定めています。
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