おしゃれで手軽、気持ちも上がるウェアやグッズでガーデニングをさらに楽しく!
皆さんは庭やベランダでのガーデニング作業を、どんな格好で楽しんでいますか? 今回は、実際にガーデニングをしている"リアルガーデナー"たちが参加したガーデニングファッションショーより、おしゃれかつ快適にガーデン作業を楽しむヒントを紹介します。
リアルガーデナーたちの"普段着"がファッションショーになる?!
10月末に東京・日比谷公園で行われた「日比谷公園ガーデニングショー2023」。天気のよい日が続いたことで、連日たくさんの人が訪れました。会場には、コンテナガーデンやハンギングバスケットなどの展示のほか、園芸関係の各組織の出展や販売ブース、講演会など、園芸にまつわる様々なものが一堂に介し、まさにガーデニング一色に染まるイベントです。 この中で、一風変わったファッションショーが行われていました。 「ガーデニングファッションショー」と題したこのショーは、「リアルガーデナーによる、リアルガーデニングファッションショー」がコンセプト。企画したNPO法人グリーンワークスは日本中のコミュニティガーデンや花壇ボランティアの指導、植物の植栽を行う団体で、まさに運営側から出演者まで、全員が実際のガーデン作業に関わっている人たちです。
午前と午後、それぞれ行われたファッションショーでは、グリーンワークスのメンバーや、府中市、調布市、江東区でそれぞれコミュニティガーデンを行なっているメンバーがステージに立ち、その後、客席の間に敷かれたレッドカーペットのランウェイを歩いて、自分たちのガーデンファッションをお披露目しました。 ガーデン作業に適した服装というと、動きやすさや泥汚れへの強さ、丈夫さなどが最優先となって、おしゃれが後回しになりがち。 ところが、白いシャツで颯爽と現れた女性の出立ちにびっくり。コンセプトは「カフェの植栽をお手入れする際に、違和感なく馴染むファッション」とのことで、落ち着いたトーンのガーデンエプロンや、なめし革の道具入れ、蠟引きのパリッとしたハットなど、言われなければふつうにカフェで働く店員さんと見紛いそうです。 また、目を引く赤い帽子やエプロンにグリーンをあしらったブラウスなど、ピクニックやアウトドアのお出かけといった装いの女性もおしゃれ。もちろんガーデン作業に必須のハサミなどはちゃんと収納されていて、足元はガーデンブーツで固めています。