K-POPミュージックビデオの巨匠!NOVV KIM「Stray KidsのMV撮影が1番大変でした」|JJ
NOVV KIMさんが一番好きなアーティストが気になります。
イギリスのバンド・The 1975とTroye Sivanが一番好きです。The 1975は音楽のスタイルが大好きなんですよね。Troye Sivanは、本人だけの実際のストーリーと情緒を解きほぐす姿が感動的で好きです。 K-POPアーティストの中では、イ・ヒョリと2NE1、Brown Eyed Girls(ブラウンアイドガールズ)。 すべてのアルバムの収録曲まで知っているくらい好きでした。とくにイ・ヒョリの「U-Go-Girl」は自分で曲の振り付けを覚えているほど大好きな音楽ですね。最近興味のあるアーティストは、「POP PY」から一緒に仕事をしているSTAYC。プロジェクトを進めながらとくに注意して見守っています。
ミュージックビデオ監督の視点から見るK-POPコンテンツの業界とはどんな姿ですか?
僕もK-POPを愛する人なので、K-POPが短期間で世界的に広く知られた今がとても楽しいです。おかげでより多くの方々に僕たちの完成作品をお見せすることができ、毎回、制作をする度に世の中のフィードバックが待ち遠しいですね。僕が若かった頃のK-POPが、主に多様で独特なコンセプトの第2世代アイドルだったとすれば、今はさらにおしゃれで感覚的な文化に成長したと考えます。すべてのものにはトレンドがあるので、毎回、話題になる文化も多様になったと思いますね。 もちろん視聴者の立場だった時と違って、制作者の立場になってみると残念なところもありました。僕が作業を始めた時期は、K-POPがある意味で少し似たような姿だったかもしれません。みんなが完璧な姿を追求して、多様ではありましたが、少し似たような感じを受けたりしました。最近は再び色んな試みが感じられてもう一度変化をする時期のようで、とても嬉しい限りです。AIを取り入れるなど、多様化する時代に合わせて、様々な文化を味わえるのがK-POPの特徴だと思います。 速いスピードで成長したK-POPの文化が引き続き、色んな姿を見せながら発展していくことを願います。一時的な流行に止まらず、1つの文化としてさらに定着できる明日を応援します。僕たちのような制作者たちもその速度に合わせて、あるいはもっと早く先立って、新しい試みを続けていかなければなりません。これからもK-POPが沢山の方々に前向きな影響を届けてほしいと思います。