大石真翔が斉藤ブラザーズに宣戦布告「世界最強タッグでお前らと戦いたい」
斉藤ジュン「それにしてもまこりんさんがXとしてやってきた。気はたしかか?」
全日本プロレスは22日、後楽園ホールで開催された大会において、大石真翔(45)の「世界最強タッグ決定リーグ戦」参戦を発表した。大石は今年、DDTプロレスリングを退団したばかりであり、その動向が注目されていた中、斉藤ブラザーズ(斉藤ジュン&斉藤レイ)を相手に驚きの宣戦布告を行った。 斉藤ブラザーズ、大石のバックステージコメント リーグ戦には既に13チームが発表されており、残る1チームの「X&XX」が未定のままだった。その正体が明らかになったのは、斉藤ブラザーズと北斗軍(大森北斗&羆嵐&サイラス&ハートリー・ジャクソン)による8人タッグ戦の後だった。この試合を斉藤ジュンのジャックハマーで勝利した直後、会場が突如ざわついた。 突如リングに姿を現したのは、大石真翔だった。「斉藤ブラザーズ大好きレスラー」と自称しながら、観客に向けて「お前ら、初めまして。斉藤ブラザーズのファンの大石です!」と自己紹介。これに対し、観客は驚きを隠せなかった。さらに、大石は勝利した斉藤兄弟に向けて「リング上で会うのは初めてだな。見ても本当にかっこいい」と続け、斉藤兄弟への親近感をアピールした。しかし、その一方で「でも、仲良くなる前に一度戦ってみたいんだ。俺がXだ」と宣言し、場内を驚かせた。 さらにパートナーについても「XXはベルギーから招待した。ベルギー人で斉藤ブラザーズ大好きレスラー、マイク・D・ベッキオを連れてくる!」と発表し、全日本プロレスのリングに初参戦することを明らかにした。これに対して斉藤レイは「まこりんさん、お前が俺たちのファンでも関係ない。俺たちはお前をボコボコにする!」と反発。ジュンも「覚悟しろ、DOOM!」と強気な態度を見せ、迎え撃つ姿勢を明確にした。 ▼マイク・D・ベッキオ/Mike D Vecchio(フリー)プロフィール 生年月日:1996 年 7 月 5 日 身長・体重:183cm、110kg デビュー:2013 年 出身地:ベルギー ブリュッセル 得意技:シューティングスタープレス/ガントリンジパワーボム/450 スプラッシュ ベルギー出身の大型ハイフライヤーが全日本マットに初上陸!ベルギーのローカル団体で活動後、より大きなチャンスを求めフランス、ドイツ等ヨーロッパ各地で活動。wXw、Progress、RevPro、GWF などに参戦。 2023 年には TNA ガットチェック(TNA が新人発掘の手段として制作していたトライアウトプログラム)で優勝し、TNA に出場。 その後、全日本プロレスは大石&ベッキオの正式参戦を発表し、斉藤ブラザーズとの初戦がリーグ戦開幕戦に決定した。この注目のタッグ対決が、どのような結果をもたらすのか、ファンの期待は高まる一方だ。 大石はDDTでのキャリアを経て、新たな挑戦の場として全日本プロレスに参戦。リーグ戦に向けては「斉藤ブラザーズと戦えることは光栄。だが、戦うからには全力でぶつかる」と意気込みを語っている。 一方で、リング外では和やかな雰囲気を醸し出す一面も見せ、斉藤ブラザーズに対して「試合後は一緒にスイーツ巡りや動物園にも行きたい」とユーモアを交えた提案を行うなど、大石のキャラクターが光る場面もあった。 11月9日から開幕する「世界最強タッグ決定リーグ戦」は、全日本プロレスの年間最大級のイベントの一つであり、大石とベッキオの異色タッグがどのような戦いを繰り広げるのか、そして斉藤ブラザーズとの因縁がどのように決着するのか、プロレスファンの間で大きな話題を呼びそうだ。 ■試合後バックステージコメント 斉藤レイ「世界タッグの前哨戦、北斗軍にしっかり勝ってやったぜ!このままの勢いで10月27日札幌大会でサイラスとジャクソンぶっ倒してやるぜ!」 斉藤ジュン「それにしてもまこりんさんがXとしてやってきた。気はたしかか?」
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