【速報】「職員と丁寧に会話…謙虚な気持ちで再スタートしていきたい」斎藤知事の「就任式」職員から花束も 登庁時には"出迎えた人たちに一礼”
兵庫県知事選で再選を果たした斎藤元彦(47)氏に、19日当選証書が授与されました。午前11時過ぎから「就任式」が行われ、式典で斎藤知事は「丁寧に会話し謙虚な気持ちで再スタートしていきたい」などと話しました。 午前10時過ぎに登庁の際、県庁内の通路にはスマホで撮影したり、花を持ったりする人の姿もみられました。斎藤知事は出迎えた人たちに深く一礼し、県庁内へと入りました。 また、午前11時過ぎからは「就任式」が行われ、副知事からの挨拶や代表の職員から花束が渡されました。就任式で斎藤知事は冒頭、「不在の50日間、職員のみなさんには県政を支えていただき感謝申し上げる。兵庫県政への不安や心配をおかけしたと思い、申し訳ないと思います」と述べました。 さらに職員に向けては、「丁寧にコミュニケーションや会話をしたい。同じ方向に進んでいくことが大事だと考えます。チームとなって一緒に生まれ変わる。1からスタートする形となっていて、謙虚な気持ちで再スタートしていきたい」などと話しました。 17日に投開票が行われた兵庫県知事選で、斎藤氏は111万3911票を獲得。前尼崎市長の稲村和美氏に約13万票の差をつけて当選しました。 県職員へのパワハラ疑惑などで告発を受けた斎藤さんは、県議会で全会一致で不信任決議を可決されて失職。無所属で出直し選挙に臨み、改革の継続を訴えていました。 斎藤前知事は、17日、支援者を前に、「多くの方に応援していただいた。本当に嬉しく思います。県職員の皆さんとの関係も、再スタート、県議会とも政策を前に進めていく。オール兵庫で県政を前に進めていくことが大事」と話しました。 また、18日の会見で斎藤氏は「少しまだ実感がわかない面もある。大変厳しいところからのスタート、多くの県民からの支援できのう当選しました。ここまでの選挙戦を皆さんの力でできたことは嬉しく思います」と話しました。また、県職員とは「感謝の気持ちと謙虚な思いを抱いて、より丁寧な対話もしていく。謙虚さを胸に刻んでやる」と述べました。 一方で、斎藤氏を巡るパワハラなどの疑惑については、県議会の百条委員会や第三者委員会の調査は継続中で、18日に行われた百条委員会では、パワハラを含めたさまざまな疑惑について、11月25日に斎藤前知事の出席を要請し、尋問を行うことを決定。斎藤前知事への尋問内容や今度の進行などについて話し合われました。