強い台風10号九州上陸 由布・宇佐市に警戒レベル5「緊急安全確保」発表 臼杵市で屋根から転落した男性がけが 大分
強い台風10号は九州に上陸し、大分県日田市などが暴風域に入りました。宇佐市や由布市では警戒レベル5の緊急安全確保が発表されています。 【写真を見る】強い台風10号九州上陸 由布・宇佐市に警戒レベル5「緊急安全確保」発表 臼杵市で屋根から転落した男性がけが 大分 台風10号は午前11時には熊本県天草市付近にあって1時間におよそ15キロの速さで北へ進んでいるとみられます。中心の気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートルです。 県内はすでに日田市など一部が暴風域に入っていて、宇佐市と由布市では1万5306世帯2万5758人に警戒レベル5の緊急安全確保を発表しています。臼杵市では雨漏りを修理しようとした44歳の男性が屋根から転落してけがをしました。 降り始めからの雨量は由布市湯布院町で491ミリ、佐伯市宇目で489.5ミリなどとなっています。30日午前6時までに予想される24時間の雨量は南部で400ミリ、中部・北部・西部で300ミリが予想されています。 台風10号は30日明け方に県内に最も近づく見通しで、土砂災害や低い土地の浸水、河川の氾濫に厳重な警戒が必要です。
大分放送