秋の東京都大会は序盤から混戦模様!国学院久我山vs.東海大菅生、日大三vs.日大鶴ケ丘などの好カード!【秋季都大会展望】
二松学舎大付に対抗する八王子、世田谷学園
二松学舎大付は、初戦で伝統校の日体大荏原と対戦する。勝てば2回戦で対戦が予想される八王子は、新井 唯斗(2年)ら左の好打者が揃う。 世田谷学園VS拓大一も好カード。世田谷学園は主将の北村 琥太郎(2年)、4番の坂本勇希(2年)ら打線が強力だ。拓大一はエースの岡部 蓮(2年)ら、この夏、東海大菅生を破ったメンバーが残っている。 東海大高輪台VS東亜学園の勝者が勝ち進むことが予想されるが、近年都立勢が不振なだけに、都立小山台らの健闘も期待したい。 トーナメント表を2分割すれば、東京を代表する強豪の日大三、二松学舎大付、帝京、関東第一、それに今大会を代表する好投手を擁する日大鶴ケ丘、佼成学園などが1つのブロックに集まった。反対のブロックには、早稲田実、東海大菅生、国学院久我山などがいる。しかも東海大菅生と国学院久我山は初戦で対戦する。そのため多くの学校に勝ち上がるチャンスはある。高校生は勝ち進むことで成長する。特にチーム形成過程の秋はその傾向が強いだけに、波乱含みだ。 さらに、例年だと準決勝と決勝戦は神宮球場で連戦になるが、今年は11月3日にスリーボンドスタジアム八王子で準決勝があり、決勝は平日の7日に神宮球場という日程になっている。 連投がない分、エースの存在が例年以上に重要になるはずだ。