石川祐希「勝ち切れたのは良かった」先発&13得点 ペルージャ無傷14連勝 コッパ・イタリアへ弾み…バレーボール
◆バレーボール ▼イタリア1部リーグ(セリエA) ペルージャ 3(25―22、27―25、25―21)0 モデナ 【動画】試合前、入念なアップをする石川 会場の雰囲気も熱い!! 【パラバルトン(イタリア)26日=倉石 千種】男子日本代表の石川祐希が所属する首位のペルージャは、ホームで8位のモデナをストレートで下し、開幕14連勝を飾った。リーグでは6戦ぶりに先発した石川は、14得点のプロトニツキに次ぐチーム2位の13得点で貢献。中3日のコッパ・イタリア(イタリア杯)準々決勝でも当たる相手に勝利し、弾みをつけた。 試合後に取材に応じた石川は「しっかり勝ち切れたのは良かった。(モデナは)サーブが良いので、レセプション(サーブレシーブ)が大事だなと思っていました。ただ、2、3本ぐらいエースにしてしまったので、そこは反省点。スパイクももったいないミスが少しあったので、修正したいと思います」と、表情は引き締まったままだった。 第1セットから先発し、レフトから力強くスパイクをたたき込む。接戦の第2セットでは、25―25の場面でセッターのジャンネリがサービスエースを決めると、26―25ではパスを受けた石川が背後にトスアップ。レフトから左利きのプロトニツキがスパイクを決めて、このセットを取り切った。勝負どころをしのいだペルージャが、第3セットも相手につけいる隙を与えなかった。 昨季タイトル4冠の王者・ペルージャ。中3日のホームで、カップ戦のコッパ・イタリアに臨む。
報知新聞社