【プレビュー】指揮官ラストマッチのスポルティングCP、11連勝なるか…首位追う2チームがダービーへ|ポルトガルリーグ第11節
2024-25シーズンのポルトガルリーグ第11節が日本時間9日から12日にかけて開催される。 モレイレンセvsジル・ヴィセンテ 8位のモレイレンセと10位ジル・ヴィセンテの中位対決で注目はやはりジル・ヴィセンテの10番を背負う藤本寛也。ここまで5ゴール・2アシストを記録するが、直近の2試合は得点に絡めず。チームも連敗を喫している。 アウェーでは今季1勝も手にできていないジル・ヴィセンテにとって敵地は鬼門。ここで3連敗を喫し、ずるずると下位に低迷していかないためにも10番の活躍が求められる。 ブラガvsスポルティングCP 開幕からリーグ10連勝を達成したスポルティングCP。ミッドウィークにはチャンピオンズリーグでマンチェスター・シティを相手に4-1と快勝し、チームの機運は高まっている。 その背景に間違いなくあるのがルベン・アモリム監督の退任。マンチェスター・ユナイテッド移籍が決定し、ブラガ戦が指揮を執るラストマッチとなる。ここまでリーグ戦16ゴールを挙げるヴィクトル・ギェケレシュも「さみしくなる」と認めており、意欲を燃やす。4位につけるブラガは決して楽な相手ではないが、今のスポルティングに怖い相手はいないはずだ。 ベンフィカvsポルト 今季無傷の連勝を続けるスポルティングCPを追うベンフィカとポルト。今節は「オ・クラシコ」としてダービーマッチを戦う。リーグ戦では5連勝中のベンフィカだが、ミッドウィークにはバイエルンに0-1と敗戦。守備的に戦いながら、最終的に勝ち点を拾うことができなかったのは小さくないダメージとなっているかもしれない。 対してポルトもリーグ戦では6連勝中。うち4試合でクリーンシートを達成しており、国内での強さは目を見張るものがある。だが、7日にヨーロッパリーグ・ラツィオ戦を戦う必要があり、日程面ではやや不安が残る。スポルティングにこれ以上差をつけられないためにも重要なダービーとなりそうだ。