ジャッジ無双、1試合2発50、51号! デビュー9年で3度大台は史上初 直近6戦7発 リーグ記録更新63本ペース
「ヤンキース10―3ロッキーズ」(25日、ニューヨーク) ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が50、51号を放った。1点ビハインドの初回の打席で両リーグ最速となる50号逆転2ランを放つと、2点リードの七回には51号ソロ。直近6戦7発の量産態勢で自身3度目の大台到達。年間ペースを63本とし、自身が22年に樹立した62本のア・リーグ記録の更新が現実味を帯びてきた。 ジャッジは1点を追う初回1死一塁の打席でカウント0―2と追い込まれた状況で左腕ゴンバーの4球目、134キロ外角低めチェンジアップを左中間のブルペンにたたき込んだ。飛距離131メートルの豪快な一発でヤンキースタジアムを熱狂させた。 七回の打席ではソトの37号ソロの直後に51号ソロ。初球、甘く入った153キロ直球を右中間スタンド最前列へたたき込んだ。後続のスタントンにも23号が飛び出し、3者連続ホームランを達成した。 ジャッジのシーズン50本超は17年の52本、22年の62本に続いて3度目。通算3度はベーブ・ルースに続いて球団2人目だが、デビュー9年目で3度の大台はMLB史上初の大記録だ。