LIVゴルフ3勝目、ダスティン・ジョンソンの最新セッティング。Qi10 LSドライバーはロフト12度にネック調整
LIVゴルフもすでに3シーズン目。今季2戦目「ラスベガス」の練習日に撮影。この大会でダスティン・ジョンソンは個人優勝、LIV3勝目を飾ったセッティングだ。 ダスティン・ジョンソンの最新セッティングはこちら
ドライバーはQi10LSで、10.5度のロフトをネックで12度に調整している。昨年使っていたステルス プラスも10.5度を12.5度にしていた。シャフトは長年愛用するスピーダー661ツアースペック。こちらは元調子のロースピン&低弾道系シャフト。ロフトを増やしてイメージする高さを確保しておいて、それ以外のスペックは、飛距離よりも弾道の安定性重視というのがジョンソン流だ。
3Wは、Qi10の2本をテストしていた。ロフト15度と16.5度のHLヘッドの2タイプ。シャフトはいずれもLAゴルフのDJシグネチャーモデル。「DJは、しなりを感じる振り心地で、吹き上がらないMID(中)弾道が好み。それに合わせて作ったシャフトです」(LAゴルフスタッフ・以下同)
「LAゴルフには(ブライソン)デシャンボーシグネチャーシャフトもありますが、こちらはガチガチな低弾道仕様で超ハードヒッターしか使えません。DJシグネチャーはアマチュアでも十分使えるしなやかさがあります。ここ数年、FWはヘッドを替えてもこのシャフトです。DJはLAゴルフのプレーヤーパートナーなので使ってくれないと困りますし(笑)」 7Wと9Wは、ステルス フェアウェイウッド。ジョンソンといえば、4年前のマスターズで7Wを多用して優勝したショートウッドの名手。今は9Wも加わり、この2本が肝になっている様子。
アイアンは、DJプロト。ネック部分にP730の刻印が入っている通り、原形はP730。ソールのグラインドやヘッドサイズをカスタマイズさせている。シャフトはダイナミックゴールド ツアーイシュー。
ウェッジは2本。52度は54度に寝かせている。もう1本は60度。シャフトはKBSツアー カスタム ブラックの120S。それぞれ135ヤードと120ヤードが、DJの飛距離目安。
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